こころの安定のため
カウンセリングでは生活リズムの改善をお勧めすることがあります。
けれど、本当はあまり人に言えたものではありません。
昔から寝つきも寝起きも悪いと自負し、万年眠りが浅いと感じている私。
不思議と寝坊しかけた時には恐ろしい程の素早さで行動できますが
危機感で目覚める朝はからだにも悪そう。
そして、うたた寝や昼寝では爆睡し妙にスッキリ目覚めたりします。
朝、この感じを得られたらテキパキ行動でき毎日充実するだろうと想像します。
実際の睡眠時間は充分だしけっこう寝ているはずなのに。
冷え性だからよ などと言い訳も考えます。
私の睡眠パターンや傾向は長年の生活習慣のたまものなのでしょう。
心地よい毎日のために、来年こそ口先だけではなく睡眠と生活リズムの改善を目指します。
広島国際大学 心理学部の田中秀樹先生は
睡眠は脳と心の栄養であり、生活リズム健康法だという講演をされています。
眠れないからうつ病を発症するのか、うつ病になるから眠れないのかどちらが先かわからない。
鶏と卵の関係の様なものだと。
睡眠をマネジメントするということはとても重要な課題であり
・糖尿病や高血圧のリスクの予防
・意識の低下や抑うつ、認知症などの心の健康の予防
・注意力・集中力の低下による事故や転倒や骨折の予防につながる。
著書「ぐっすり眠れる3つの習慣」ベスト新書、2008年でも
生活にメリハリを付ける 快眠の為の過ごし方を提案されています。
朝 体温上昇開始
・決まった時間に起床
・太陽の光を浴びる(脳時計をセット)
・規則正しい食事 (腹時計をセット)
昼 体温上昇中
・昼寝は午後1~3時の間に30分以内
・時間にゆとりがある人は趣味、家事を楽しむ
・明るいところで過ごす
夕 体温最上昇
・軽い運動
・夕食までに居眠りしない
夜 体温下降
・脳と心のリラックス 音楽を聴くなど
・お風呂はぬるめ
・アルコール・カフェインは控えめにもしくは避ける
・寝床で悩み事を考えない
これらは体温の変化や自律神経(交感神経・副交感神経)ホルモンのリズムを整えることが含まれます。
心も身体もこのリズムやバランスでなりたっています。
自らそれらを整える環境をつくり快眠を保てることが、生活リズム健康法につながるのですね。
簡単で当たり前のことなのですが日々の生活に流されてしまうと以外にこの習慣が乱されてしまいます。
著書では生活習慣のチェック項目30問をあげ、その中から
まずは実践・改善できそうな項目を3つ選び行動目標とすることを勧められています。
私はその中の一つ「就寝前の携帯を控える」などから実践して来年に挑みたいと思います。
さて、早くも今年が終わってしまいます。
この一年は皆さんにとってどのような一年だったでしょうか?
羊年の来年も(来年は?)良い年になりますように。
ぐっすりと快眠をとりつつ、元旦にはいい夢でも見たいなと思っております。
一富士・二鷹・三茄子 縁起夢を見たことありますか?
私は強く念じてみたにもかかわらずこの夢を見れたためしがありません。
それでも富士や鷹ならいつか夢に現れてくれそうな気がしています。
でも茄子が登場する夢ってどんなストーリーなのか・・・不思議です。
皆様にとっても来年が良い年でありますように。
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sho (土曜日, 03 1月 2015 21:21)
明けましておめでとうございます!
睡眠、確かに大切だと思います。子育て中、夜中の1人発散時間を諦めきれず毎晩夜更かししていましたが、結局何をするでもなく起きているだけで、発散しているのかも微妙なところ…。ブログにあったことも参考にして、日々を充実させるためにも睡眠時間を考え直したいなと思います。お肌のためにも…
ちなみに、いつも旦那の実家で新年を迎える私は大抵爆睡で夢を見たのかどうかも記憶にありません。いつか私も良い初夢が見てみたいなと思います。
mentalhealth-sophia (金曜日, 09 1月 2015 11:58)
コメントありがとうございます。(^-^)
子育てする方は夜にしか時間がとれないのもごもっともです。
ご自身だけの時間は大切ですよね。
爆睡をとりいれつつ睡眠と自分の時間を大事にしたいですね。