自分と向き合う

 

生活をしていると

何かしらの問題にぶつかります。

そうしたことをきっかけに

これまで気にも留めていなかった事にも

連鎖的に問題が浮上してくることがあります。

なんとかしたいともがき、葛藤すればするほど

「にっちもさっちもいかなくなる」ようです。

 

 

問題の多くは、人との関係にいきつく。

他人は自分の思うように変わらず

環境も簡単には変化しない。

一時しのぎでやり過ごしても

結局また、同じ様な問題にぶちあたる。

必然的に、鉾先は感情を乱されている自分に向かう。

なぜか、自分と向き合わざるをえない。

自分と人との関係性から

自分の感情や反応は、どこからくるのか

どういう経験に基づいているのか

遡れば、幼少の頃の嫌な体験や辛さも蘇ってくる。

恐怖、不安、怒りなど潜在的にあった気持ちが

今更ながら・・・と思うほどに溢れ出てくる。

蓋をしてきた沢山の感情は、開放されたかったのか

遠回りに浮上させられる。

 

問題とされる現象は、究極に突き詰めれば

自分がどのように反応してきたかの結果

色々な出来事を自分が選択してきた結果

誰が悪いというものでもなく

誰かに意識を向けることでもなく

認めたくはないが、すべて連続した

自己の思考と選択結果の現れ。

それが腑に落ち、認められると

現象の捉え方は変わる。

自分も開放される。

 

 

 

問題と思われる現象は

自分と向き合う機会です。

自分を大切に扱う為にあるのかもしれません。

かなり、きつい作業ですが

とことん自分と向き合い、自分を見つめれば

結果がどうであれ

次には、自分なりに納得のいく

より良い選択を得られるものと信じています。