昇進

 

新年度が数か月過ぎ

友人が管理職に昇進していました。

新たな門出は、めでたいながら

そこそこ、大変だろうとエールを送る

昇進のお祝い会をしました。

 

友人は、とても仕事の出来る人ですが

天然にとぼけていて、いつも周りに突っ込まれ

可愛がられています。

素直で優しく、のんびりしていて、いい意味で

人の波に流されない、一本筋も持っています。

多くを語らない穏やかな彼女は、普段から

職場での悩みや不満、愚痴も口にしません。

人のことも絶対に悪く言わない出来た人です。

誰からも慕われるお人柄。彼女が上司なら

頑張れそう。そう思わせてくれる人です。

 

いつも通りの変わらない、楽しい会合が終わり

のちのメールで初めて彼女の心境が。

「前向きに、がんばれそう・・・」

どうやら、既に辛さを感じていたよう。

本音がこぼれる機会があって良かった。

つっこまれキャラでやってきたはずが

自分が、しっかりしなきゃという思いにかられ

自分らしくないと気づいた様子。

 

彼女が昇進したのは

仕事が出来るからでもありますが

人に慕われる良さが、リーダーシップに

繋がるからでしょう。多くの仕事は

コミュニケーションなしには、上手くいきません。

大いに役立つのは、様々な人を受け入れられる

寛容さです。人々を結びつける緩和剤

そんな役割もあります。

心を開きやすくしてくれる、安心できる存在。

そんな上司が、いてくれるだけで

何となく仕事は、頑張れたりします。

 

手放しには喜べない昇進の重荷。

特に、周囲を優先し、自分を犠牲にしてまで

頑張ってしまう人は、責任と重圧、様々な

ジレンマを抱え、苦しい日々になりそうです。

そういった人が、昇進を機に本来の良さを失い

せっかくの出世を、乗り切れないこともあります。

自身の意向と、組織の方針との違いに抗えず

周囲との悪循環を招くこともあるでしょう。

役職が上がり、人が変わってしまったね

と思われる人も、チラホラいるかもしれません。

それも、組織のさがです。仕方がありません。

 

友人には、おとぼけキャラ。

自分らしさをいかして、親しみのある

新しい管理職像に挑んで頂きたい。

肝心要で、本当にすっとぼけられても

ちょっと困りますけど。

彼女の寛容さ、人望なら上手くいくはずです。

昇進に縁のない、無責任な私の励ましは

「とぼけた上司なら、周囲が

しっかりせざるを得ないから、大丈夫。

とぼけたふりもありかも。」

と適当なものです。

 

昇進ストレスに、行き詰っておられたら

一度立ち止まって、改めて自分の良さを

絞り出しみてください。

自分なりのやり方が、見えてくるかもしれません。

役割に押し潰されないよう、これまでのあなたが

評価された事を思い出して下さい。

自分の良さを生かせば、上手く乗り切れます。

 

 

気負わないで。

今のあなたが、生かされてこその昇進です。

そのために、時には愚痴ってもよいのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

Hiroshima open 2014 1 . 11

2018年 Sophiaは4周年を迎えました。