陰陽

 

 

冬至ですね。

冬至とは。(*^_^*)

陰極まって、陽生ず。

自分の内面に意識が向かう時期

陰を感じ切ることも必要。

冬至って本当に奥深い。

 

陰のこの時期、逃げがちな

マイナスな出来事、気持ちにも

ちゃんとフォーカスすること。

無理に排除したり、ごまかしても

陰の極みなしに、潔く陽に転じない。

マイナスのパターンはしつこく

しつこくまとわりつく。

これを感じきって、思い切り

感情を爆発させてみるのもいい。

陰を極めると、不思議なことに

もう考えるのもめんどうになる。

勝手に陽に転じてひたりきれない。

このパターンに気付いた人から

心の大掃除の大チャンス到来。

 

 

令和をぐいぐい進むため

これまでの古い時代のしがらみは

思い切って手放し、大掃除を決意。

心の大掃除はつかみにくいから

もの、モノ、物、から捨ててみる。

といっても結構捨てられない。

馴染みの思考に阻まれる。

 

まずは時代を振り返る写真を整理

オタク気味の私の写真は膨大 。

ただやみくもに撮るだけの

ピンク色でハッピーなご夫婦

林やペー・パー子さんなみかも。

(知ってる?)

 

物質化されないデーターは要注意

写真量はデジタル化と共に膨大化。

一昔前は厳選して写真をとって現像し

どんな写真か期待に胸膨らませたのに。

(知ってる?)

 

今は膨大に写真も保存できるけど

この一枚があればよいという

潔さ、歯切れよさが失われて

決断力が鈍っていく。

ちょっと整理のつもりが、思い出に

ふけっちゃって進まないし

膨大な写真は見るのがしんどい。

それでも、気づいたことがある。

年々自分の姿が映った写真は激減。

なにも恥じる必要はないはずなのに

恐ろしいアップ写真は即削除できた。

ここは何にも阻まれるものはない。♡

 

けれど、旅の思い出のショットは

どれも捨て難い。心を鬼にして厳選 。

旅の写真の中に、今年火事で壊滅した 

ノートルダム大聖堂、沖縄の首里城

もっとさかのぼれば、昔親しんだ

山口のザビエル記念堂もあった。

 

どれも素晴らしい建造物であった。

概ね人々の祈りの地、場所でもある。

宗教的な思い入れはないが、訪れた

観光地があれだけ焼けて崩壊する姿は

衝撃的すぎた。だからこそ多くの人々の

悲しみが深い。全てを完全に失うという

絶望感はこころを歪めてしまう。

ありき日の姿をこの目で見れた幸せを

写真でかみしめることになった。

 

 

心の痛み、喪失感が苦しい時

にげるのもありだけど

とことん感じきってみる。そして

ここから何を手放すべきか。

陽に転じていくことを選択する。

人に直接の被害はなかった。

命を奪われたわけではない

物質ならば必ず再生できる

そのことに尽きる。その証拠に

ノートルダム大聖堂や首里城の

再生を願う協力支援は

あっという間に集結している。

 

これまでの観念、固定概念などを

手放すことは、かなり難しい。

意識を変える時なのかもしれない。 

どんなに物質が失われても

再生できる。

祈りの場に重要な建物がなくても

願いは集結する。

沢山の写真がなくても思い出は

色褪せない。

 

そうわかれば、そこに比べたら

もっと、モノに縛られない自分を

満たすことができる。

そぎ落とされたシンプルさ

そのものの自分でも満たされている。

 

身につけすぎてきた不要なものに

気付いてしまったら

固定概念から解放されたい。

心、体、物、環境、人間関係も

全て身軽にして陽に転じていく。